2005年11月22日
壁埋め込み収納 玄関 本棚 リモコン 金庫
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題して・・・
〜 こんな感じになってます 〜
今日はその8回目、
壁に埋め込む収納の巻
今日は、リクエストにお応えしてちょっとした工夫のご紹介。
正直に言っちゃうとこの住宅ではそれほどコマゴマとした収納
の工夫をしているわけではありません。(汗)
ですが少しはご参考になるモノもあるかと・・・ではご覧ください。
玄関の小物収納
です。
玄関横のちょうど筋交いのない壁をそっくり薄壁にして、そこへ
小さいカウンターの下に引き出し収納が付いている家具を造作
しました。
小さいカウンターはちょっとした飾り棚にもなりますしその上に
絵を飾っても様になりそうです。
(ちなみに画像に写っている電話みたいなものはトステムの
警報装置『SSモニター』です。)
下足入れはこの収納の反対側にあって、それは下駄箱のみの
収納に限定してしまいました。
もしこんなスペースがなければ下駄箱にちょっとした引き出しが
あると何かと便利ですね。
次は家族が集う多目的スペースの・・・
壁に埋め込んだ小さい書棚です。
奥行きは20cmあるかどうか程度なので単行本ぐらいしか
置けませんが、それでも子供たちがこの多目的スペースを
利用するのには十分な量ではないかと思います。
最後にまとめてご紹介しちゃいましょう。
壁に半分埋め込んだリモコンスペースと金庫です。
最近の住宅はリモコンやスイッチだらけ。
照明器具のスイッチや床暖房のリモコン、給湯器リモコン、
他にもモニター付きインターホンやらセキュリティー盤まで
ものすごい量になっちゃうことがあります。
厚みだって結構あってうっとうしい。
なので、壁を半分埋め込むことでせめて厚みだけでも何とか
したいし、まとめることで案外スッキリするものです。
金庫に関しては良し悪しがあると思いますが、本当は松下電工
の床下設置タイプが基礎と緊結させられるのでいいんですが、
今回は施主の要望が遅かったので(笑)柱にくくりつける式の
の金庫になっています。
壁に埋め込まれてるから扱いは楽ですが。
電工の金庫はこちら↓基礎の配筋に金庫のアンカーを繋げて
コンクリート打ち込んじゃいます。
だから家ごとじゃないと盗めません(笑)
今日のところはこのへんで。次回もお楽しみに〜☆
※リクエストあったらコメントお願いします!
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2005年11月18日
室内の建具の巻−(2)
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〜 こんな感じになってます 〜
今日はその7回目、
室内建具の巻−(2)
今日は、洋室の建具をご紹介しましょう。
まぁまずはご覧ください・・・
この家の一番高価な建具です(笑)
LDKの顔にもなっている、
硝子格子戸です。
↑はリビング側から見たところです。
米松のピーラー材で組んだ格子の間に硝子を挟みこんで
造られています。
ちなみに「ピーラー」とは節が無く、きれいな柾目(まさめ)の
部分で、本来薄くスライスして単板として使うことができる材
のことで、美しいアメ色をしています。
で、ホール側から見るとこんな↓感じ。
・・・・床に映りこんだ格子の影がなかなかの雰囲気です。
さて、この家に採用した建具を全部ご紹介はできませんが
他にはこんな建具を使っています。
注目して欲しいのは上部にある引き違いの欄間(らんま)で、
硝子戸を入れてあります。
これで明り取りの役目と通風の役目の二役を果たしてくれて
いるわけです。
風をデザインしているこの家の重要な部分の建具には全て
このように欄間が設けられています。
↑はトイレのドアです。
面材は米松のピーラーで構造はフラッシュ、つまり中は
空洞になった建具です。
好意にさせてもらっている光設計の栗原さんのデザインを
使わせていただいていますが、小さな丸い窓がポイント。
光設計さんといえば、12月10日(土)に今年最後の見学会
とミニセミナーが開催されるそうです。
詳しいことは↓こちらで。 お申し込みは今スグ!!
http://kokyusumai.exblog.jp/i7
やっぱり家を建てるなら本物を沢山見ておくべきですよ!!
今日のところはこのへんで。次回もお楽しみに〜☆
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2005年11月15日
室内の建具の巻−(1)
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〜 こんな感じになってます 〜
今日はその6回目、
室内建具の巻−(1)
今回から室内の建具(たてぐ)の紹介をはじめます。
初回の今日は、この家唯一の和室に使用した建具を
紹介しましょう。
吹寄猫間障子(ふきよせねこましょうじ)をご覧下さい。
吹寄
(ふきよせ)とは
組子(くみこ)の種類による分類名で、
竪横数本の組子の間隔をあえて片寄せし、微妙なバランスを
楽しみながら組むもの。
猫間(ねこま)とは障子の形状による分類で、障子の下半分に
硝子が入っていて、組み込んだ小障子は上下に動かせます。
障子の魅力は沢山ありますが、部屋へ独特の柔らかい光が
入るのは障子ならではですね。
障子があまり使われなくなって久しいですが、世界に誇る日本
の建具ですから、今後どんどん使ってゆきたいと思っています。
↓はリビングとの間仕切りとして使われている、
戸襖(とぶすま)です。
普通の戸襖ではちょっとつまらないので上部に組子を入れた
源氏戸襖(げんじとぶすま)にしてあります。
組子は当然障子に合わせて吹寄です。
↓の押入の襖は皆さんの興味をかなり引いたようですね。
そう、ただの襖(ふすま)ではありません!
製造元ではエアリング襖と呼んでいるようですが、なんか
ピンときませんので、通気襖ってことにしちゃってます。
ご存知とは思いますが、押入の内部はとても湿気が溜まり
やすいんですよね。
で、この襖は枠の上下に通気口が付いていて換気が
できるように作られています。
押入の中の湿った重たい空気は下部の通気口より排気され
上部の通気口より乾いた空気が流入してくる仕組みです。
今回の外断熱の地熱住宅では特に押入の中もシステム上の
空気経路になっていますので、この襖はうってつけです。
ただひとつ注意点があって、寝室の押入やクローゼットの扉を
このように通気できる建具にした場合、収納の中の悪い空気が
枕もとに漂ってきてしまいます。
防虫剤などを入れるのがご法度なのは当然としても、収納内の
仕上げ素材にも、十分配慮してください。
VOC放散レベルの高い建材や接着剤は使えませんし、良かれ
と思って採用した珪藻土塗り壁に接着成分が多く含まれていた
り、天然木でも檜やヒバ、桐など殺虫殺菌効果の高いものは、
その成分を放散していて、人によっては影響を受けてしまうかた
もいらっしゃるので検討を要します。
最後に堅苦しい話しになってしまいました(笑)
今日のところはこのへんで。次回もお楽しみに〜☆
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2005年11月10日
室内の壁仕上げ材の巻−(3)
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〜 こんな感じになってます 〜
今日はその5回目、
室内の壁仕上げ材の巻−(3)
前回、腰壁に杉の羽目板を張ったのを紹介しましたが、
杉板は天井にも張っているのでまず↓をご覧下さい。
横に見えているのは珪藻土塗り壁のケーソーライト。
そういえば、どこの杉かも書いていませんでしたね、
この杉は栗駒杉(くりこますぎ)といって
宮城県の栗駒地方の杉です。
特徴は杉にしてはキレイな肌をしていて、乾燥度合いも良く
狂いが比較的少ないことでしょうか。
燻煙したものもあり、防虫・防カビが必要な場所に使えます。
実は天井に杉板を張るのにはワケがあります。
珪藻土を壁に使うと、
冬季に過乾燥になりがちなんです。
調湿効果の高い珪藻土が室内の湿気を吸い過ぎてしまうの
でしょうか・・・
なのでボクらは天井にまで珪藻土を塗ることはまずありません。
杉も調湿効果の高い樹種ですが、湿気を吐き出してくれる働き
が珪藻土より高いので、こうしてバランスをとっています。
つぎに・・・ 天井つながりでこれ↓を紹介しましょう。
場所は2階の多目的ホールの天井で、この上はロフト。
そうです、ロフトの床を表し(あらわし)にしています。
樹種は檜の一等材で厚みが3cm以上あったと思います。
節だらけですけどロフトにキレイな材は必要ないですもんね・・・
おっとそう言えば壁材のご紹介でした!
壁材はまだ他にも使っていますが、これで最後にしましょう。
結構有名ですからご存知の方も多いでしょうね・・・
INAXのエコカラットです。
エコカラットは日本一のタイルメーカーINAXが開発した新しい
内装用のタイルです。 (結構前だから新しくもないか・・・)
優れた調湿機能や脱臭、脱VOC機能(※)が特徴です。
※エコカラットは日本で始めてホルムアルデヒド低減建材として
認定を取得した建材だって知ってましたか? この家には必要
ない機能ですけど(笑)
↑の画像ではちょっとピンときませんかね・・・
では↓をご覧下さい。
この家では玄関ホール、玄関を入って真正面の壁に
使っています。
三段の扇形の飾り棚カウンターの右横に見えるのは
温水が通るパイプです。
さらにその右横は階段になっていますが・・・
ここではエコカラットを意匠上のアクセントに使うと共に
ヒーターパネルの蓄熱体として利用しているんです。
家全体の自然の空気の通り道、循環経路に設置して
温熱環境の向上を図っています。
家の三角形の出っ張り=サンルーム部分の床に張った
ソイルセラミックスと併せてダブルの効果を期待しています!
このへんの温熱環境の話しは地熱システムについての紹介
の時にあらためてまたいたしましょう。
今日のところはこのへんで。次回もお楽しみに〜☆
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2005年11月07日
室内の壁仕上げ材の巻−(2)
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今日はその4回目、
室内の壁仕上げ材の巻−(2)
この家(あかね台の家)は室内の床材は10種類、壁材も
負けずに9種類使っています。(笑)
今日もその一部をご紹介しましょう。
前回、珪藻土塗り壁の「はいからさん」をご紹介しましたが
採用した珪藻土塗り壁はこれだけではありません。
↓は珪藻土建材の老舗、ヤブ原の・・・
ケーソーライトです。
わかりますか? 今回は藁スサを混ぜて塗っています。
ケーソーライトの特徴はすごく「土っぽい感じ」だと思います。
いかにも珪藻土って感じがするんですね。
藁スサを入れるとそういった感じがより一層増してくるんです。
考え方にもよりますが、土壁と同等の柔らかさなので
傷つき易いことが難点かもしれませんが、施工の工夫で
補うことができます。
今回は腰壁に杉の羽目板(はめいた)を張り、壁のコーナー
(出隅:でずみ、といいます。)に木の見切りをつけることで
その難点をカバーしています。
↓いかがでしょう?
はいからさんほど安価ではありませんが、この雰囲気は
たまらないものがあり、今回はメインのLDKの壁に採用。
さてお次はこの藁スサ入りのケーソーライトととても似ている
テクスチャーの壁紙のご紹介・・・
月桃紙(げっとうし)です。
画像からはよくわからないかもしれませんが珪藻土に藁スサが
入っている感じによく似てるんです。
月桃紙の原料、月桃は沖縄が産地の植物。 生育がとても早く、
エコロジカルな材料といえます。
実は前述のケーソーライトと月桃紙は、いつもお付き合いさせて
いただいている光設計さん(「家づくりセミナーブログ」でも有名
ですね)の定番素材なんです。
施工させてもらってるボクらも大のお気に入りになったという
わけです。
詳しくはこちら↓をご覧下さい。
家づくりセミナーブログ 光設計の「呼吸する住まい」
光設計の定番素材(その1) 珪藻土
光設計の定番素材(その3) 月桃紙
今日のところはこのへんで。次回もお楽しみに〜☆
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2005年11月04日
室内の壁仕上げ材の巻−(1)
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〜 こんな感じになってます 〜
今日はその3回目、
室内の壁仕上げ材の巻−(1)
アップの画像ばっかりでだんだん飽きてきたんじゃないかと
思いますが・・・ もう少しの辛抱です。(笑)
今日は壁仕上げの材料をご紹介しましょう。
まずはこれ、珪藻土塗り壁(アトピッコハウス)の
はいからさんです。
このブログをよくご覧になっている方はご存知だと思います。
珪藻土含有量が70%、
調湿性能と
表面硬度では他の
追随を許さない性能。
人の健康への配慮も抜かりない左官材です。
(詳しくは
過去記事をどうぞ)
施主の希望でフラットな仕上げにしたもんですから・・・
見た目はふつ〜〜うの梨地仕上げって感じですね。
でもキレイです。(笑)
この仕上げは標準仕様外なので特別。 今回だけ。
↓の同じアトピッコハウスさんのすっぴんクロスと
画像的にはあんまり変わらなかったりして・・・
このすっぴんクロス、徹底した厳選素材でつくられた
織物クロスです。 種類もほどほどにそろってます。
燃せば違いがわかる天然系の布地、健康的な住まい
づくりにはぴったりな壁紙です。
高級感もかなりあって、価格も結構お安いです!
で、クロスといえばこんなのも↓あります。
ドイツ製の紙クロス、
オガファーザーです。
オガファーザーは木片(ウッドチップ)を漉き込んである
のが特徴。
独特の凹凸感のある意匠と調湿性能が魅力です。
本来、塗装用の下地材ですが↑は無塗装です。
オフホワイトにうっすらと木片が透けて見えるナチュラル感
が好評で、「もったいないから塗装しないで」とよくお客様に
たのまれます。
で、↓が塗装した状態。
塗装は同じくドイツのリボス社の天然系塗料、デュブロン
を塗ってあります。
無塗装とはまた違ったフレッシュなイメージ。
この凹凸感は左官材では出せません。
ちなみにドイツでは壁紙の張り替えはしないのが一般的。
何十年も張り替えせず、この上に塗装を塗り重ねてゆくん
ですね。 そうすることで家の気密性も向上するし、クロス
張り替えよりずっと安い支出でイメージチェンジできてしまう
んです。
ここでも出ましたね、エコな素材は・・・
家計にも・・・ 優しくなきゃ!
今日のところはこのへんで。次回もお楽しみに〜☆
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2005年11月01日
室内の床材の巻−(2)
↑ プチッとしてくれて感謝です!
おかげさまで完成した住宅が、
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題して・・・
〜 こんな感じになってます 〜
今日はその2回目、
室内の床材の巻−(2)
前回は居室や廊下などに使っている無垢の木の床材を
ご紹介しましたが、今日は木ではない材料のご紹介です。
まずは水まわりの定番・・・
コルクタイルです。
コルクタイルは耐水性や断熱性が高く
水まわりの床材には
ぴったりの材料です。 とくに裸足で
柔らかい踏み心地を
味わえますので洗面脱衣室などによく採用されます。
コルクの特性のひとつ、防音・遮音性を利用して、階上の床
に使うと防音性の高い床を実現できたりもします。
ちょっとにおいが独特なので好き嫌いがあり、この点だけは
採用前に確認が必要です。
今回はトイレと洗面脱衣室に使っています。
そして↓は、一見ふつうの畳ですが、じつは・・・
炭化発泡コルクをサンドした畳床(たたみどこ)に
有機栽培の畳表(たたみおもて)を張ったものです。
なぜ畳にコルクをサンドイッチしているかというと、
自然の素材であるコルクはダニを寄せ付けない性質と
断熱・防湿・耐火・防音・耐久などの性能に優れている
ので畳床に求められる性質に合致してるんですね。
普通の畳床より
少々値は張ります。
でも・・・
この床(とこ)は防ダニ剤などの 薬剤を一切使わず
何十年でも安心して使えるのがいいですね。
つづいて古来よりの素材=畳とはうって変わって新しい素材、
INAX社のソイルセラミックスです。
今回はサンルーム兼ウィンドキャッチャーの三角形の部分に
採用しています。(1階部分。2階はグレーチングでしたね。)
ソイルセラミックスとは、焼かずに固める製法でつくられたタイル。
焼かないから 土の柔らかい質感や、 素朴な風合い がいい感じ。
焼かないからエネルギーも使わず環境にも優しいエコ素材です。
冬場、このサンルームの床に採用されたソイルセラミックスは
いっぱいの日を浴びて蓄熱し、温熱環境を最適化する
役目を果たします。
さてお次は玄関の床仕上げ、豆砂利の洗い出しです。
洗い出しは古くから日本の家屋で使われてきましたが、タイルの
人気に押されて忘れられがちかもしれません。
当社ではよく採用しますが、今回は2分〜3分(にぶさんぶ)の大磯
(おおいそ)に2分程度の白玉を混ぜて少し明るめに仕上げました。
(6〜9mm程度の大きさの大磯産の丸砂利という意味です。)
この豆砂利の洗い出しは大磯砂利などの小石をモルタルと一緒に
塗りこみ、半乾きの状態でスポンジなどで表面を洗って浮き出させ
たもの。 左官屋さんの手作業です。
アップにするとこんな↓感じ。
まったくの洋風には合わないと思いますが、和風住宅以外にも
意外なことにモダンな住宅にもピッタリきます。
シンプルで床形状に左右されないので設計事務所などにもよく
採用されますよね。
今日のところはこのへんで。次回もお楽しみに〜☆
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2005年10月27日
室内の床材の巻−(1)
↑ プチッとしてくれて感謝です!
さあ今日から完成した住宅がどんな感じになってるか
お伝えしてゆこうと思います!
題して・・・
〜 こんな感じになってます 〜
・・・ちょっと変ですか?
まぁいいか(笑) 今日はその第1回目、
室内の床材の巻−(1)
はじまり、はじまり〜
この住宅はお客様に実物を見ていただくのも目的のうち
なので、仕上げ材にしても色々なものが使われています。
例えば室内の床材だけでも10種類も使ってます。
※普通のお宅では決してこんなに使いませんよ(笑)
まずは最初に登場するのは・・・
檜の上小節(ヒノキのじょうこぶし)です。
これは以前お伝えした、私たちが大好きな
「木曽東濃檜」(きそとうのうひのき)の上小節で、
薄いピンク色でとても気品があり、最高の床材です!
今回使ったなかではいちばん高価な床材なので、面積の少ない
玄関ホールに使っています。
そして↓は、同じく木曽東濃檜の一等材(一番安価なグレード)
で、節(ふし)は結構ありますが、木曽東濃檜の持つ肌の美しさ、
艶、香りなどは節有の一等材(ふしありのいっとうざい)でも変わり
ません。
価格的にも安いので節さえ気にしなければすごくいい床材です。
檜は日本では昔から床材としてよく使われてきました。
それは土足の文化ではなく、日本だけの裸足の生活にあった
柔らかさと堅さのバランスがとれているからです。
耐久性・耐水性にも優れ、使い込むほどに味わいが
深まってゆくのは檜の特徴です。
ここでは階段材にも檜の集成材(しゅうせいざい)を使いました。
本当は集成材ではなく無垢にしたいのですが、階段は反りや
狂いに弱い部分なので、安全をとっています。
檜は最初はデリケートな白肌ですが、歳月とともに
日に焼けて飴色(あめいろ)に変わってゆきます・・・
さてお次は(当社では)最近人気のある唐松(カラマツ)です。
杉ほど柔らかくなく、檜ほど堅くない材料で、最初から
赤みのある飴色(あめいろ)をしているのが人気の秘密。
杉のように黒味もあまりなく、ナチュラルな雰囲気ですね。
カラマツは今回、子供部屋に使い、明るい感じにするのに
とても役立っているようです。
最後に洋室の床材の定番=なら材です。
なら材は土足の文化圏にも使われているように、
とても耐久性に優れ、傷などが付きにくいのが特徴です。
温度や湿度による狂いが比較的少ないので、当社では
床暖房の部屋(とくに居間やダイニング)などに使っています。
独特の重厚感や虎斑(とらふ)などの面白みもあり、高級感の
ある洋室に仕上げることができます。
今回は人が最も多く出入りするLDKと、落ち着いた雰囲気に
したい主寝室に採用しました。
そうだ、言い忘れましたが使っているのは合板下地の
複合フローリングではなく、全部無垢材です。
次回は木の床材ではない床材をご紹介します!
お楽しみに〜☆
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2005年10月24日
オープンハウスのご報告!
↑ プチッとしてくれて感謝です!
≪ オープンハウスのご報告 ≫
ご来場いただいた皆さん、有難うございました!
去る10月22・23日でオープンハウスを開催しました。
当日はとても天気がよく、ほがらかで、まさに行楽日和・・・
で、あまり多くの方にいらっしゃっていただけませんでしたが
それでも12組のみなさんにおいでいただきました。
まずは外断熱の地熱住宅の開発元である玉川建設の
玉川常務に熱の入った説明をいただきました!
プロジェクター持参で本格的でしたよ〜
もとはといえばこのシステム、
夏涼しく冬暖かいという
伝説の住まい、アイヌの住宅「チセ」
を現代の建築技術によって蘇らせたものなのです!
・・・・というようなご説明だったと思います。
素晴らしい!また聞きたくなりました!
今回は子供連れのみなさんが多かったですね・・・
地熱住宅とは何ぞや?みなさん興味深々でした。
階段下の床には
大きな点検用の
開口があって、
そこから床下を
のぞきこんでいます。
「これがシステム全体のコントローラです。」な〜んて説明を
している横で、有名希望のお子さんが身を乗り出して・・・
う〜む、かすってますね(笑)
このところ日の暮れるのが早くなりましたね〜
最後に夜の外観をパチリー☆
ご近所でもかなり目立ってます(笑)
こんご完成した建物のご紹介もしてゆこうと思いますので
お楽しみに〜☆
まずはご報告まで・・・
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