2005年08月19日
木曽東濃檜-3
ところで木曽東濃檜の特徴はと言うと・・・
★年輪の幅が狭く均整がとれ、強度に優れています。
★加工性が良く、耐水性に優れています。
★木肌が淡いピンクで、色も艶も類がありません。
★香りが高く、使い込むほどに味わいが深まります。
一言でいうと 強く美しい わけです。
見て下さい!!(そして無理ですが、香りを嗅いで下さい!!)
この年輪、色艶、気品 ほれぼれします。
檜も数あれど、これは最高の材料です!
古くから神社仏閣に多く使われてきたのも素直にうなずけます。
でもこの有名な、強度と美しさを併せもった木曽東濃檜は、今まで多くの中間問屋が入り込み価格がどんどんつり上げられてきました。
そこで今回中間の流通過程を完全にはぶき、製材プレカット工場と建築現場を直接結びつけた、文字通り産直システムにしたところ・・・
高嶺の花だった東濃檜が納得の価格で手に入るようになったのです!
しかも信頼できる製材プレカット工場さんと直接やりとりできるので「顔が見える」ようになり、生の声が届くことによって「安定した品質の供給」も同時に実現しました!
こんないい材を納得の価格でお客様にご提供できるようになったことを我々は感謝しなければいけません!
そして声を大にして言います・・・
【人気blogランキング】←まだの人は忘れずに!
2005年08月18日
木曽東濃檜-2
【人気blogランキング】に登録して頑張っています。
ここは木曽谷の入り口、岐阜県坂下町。 東濃檜のふる里です。
古くから材木の集散地として栄えてきました。
今でも人工の半数以上が木材に関連した仕事に従事しているそうです。
山から伐り出された東濃檜は伝統の技術を受け継ぐ技と心で製材されてゆきます。
あたり一面ひのきの香りが漂っています。
70余年の歳月をかけて育った檜は、加工され、構造材となります。
そして200年もの間、その強度を増しながら家を支え続けます。
まずはこの機械で皮を剥いてゆくんですね。
そして良材を選び抜き、丸い材を四角に製材します。
亀裂が入らないように背割りして入念に乾燥させ、さらに挽き直して正四寸角に仕上げるのです。
この2度挽きによって材の狂いが無くなるだけでなく、東濃檜独特の美しい色艶が引き立つようになるのです。
とても手が込んでいます!
また一般の建築用材は含水率が30%ほどで出荷しますが、坂下町では17〜18%のレベルに抑えて出荷されます。
製材が終るとお次は誤差0.1mm以下の最新鋭プレカット加工です。
熟練のオペレーターさんによって木の習性をよく見たプレカットが施されます。
従来の手作業に比べ誤差やミスが無くなるだけでなく、仕口の強度も1.5〜2倍と飛躍的にアップしています!
明日に続く・・・
【人気blogランキング】←まだの人は忘れずに〜☆
2005年08月17日
木曽東濃檜-1
ニュースです!このたび私たち大槻ホームは銘木「木曽東濃檜」を現地直送システムで仕入れることができるようになりました!!
日本中ひのきの産地は数々あれど、木曽檜は特に有名です。
私たちが今回ダイレクトに入手できるようになった木曽東濃檜は、木曽谷の入口、岐阜県の飛騨川、木曽川流域に位置する地域から産出する檜、ということなのですが・・・
どんな所なのか実際に行って見てきました!
東京から中央高速をすっ飛ばすこと3時間半、岐阜は中津川インターで下り、さらに国道を北へと進み、木曽谷からスーパー林道をガタゴト登ってゆくと・・・ 〜やっと到着!
成長した東濃檜の山とのご対面です!!
東濃檜が生育する地は寒暖の差が激しく、養分の少ない痩せた土地。
檜の成長には他の土地に比べて何倍もの歳月がかかるんだそうです。
しかし!そんな厳しい悪条件が、逆に檜の中でも最高レベルの檜を生み出すのです!
木曽檜の血統を受け継ぐ母樹から種を採り、3年かけて苗木に育て、山に植え替えます。
その後、雑草や雑木の下草刈りや枝落としなど手間の掛かる作業を何年も繰り返し・・・
20年経った段階で涙を飲んで間伐して中でも優良な木だけを手塩にかけてさらに50年!じっくり育て上げます。
こうして70年かけて一人前になった檜は伐り出され、次の世代の苗木がまた植えられてゆきます。
明日に続く・・・
【人気blogランキング】←まだの人は忘れずに(笑)