2005年10月04日

圧力差を利用した天窓の配置

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   ≪自然風を上手に家の中に取り込むしくみ≫
          〜 をデザインする
                   ・・・・・についてお話ししています。

さらに積極的に風を取り入れる手法−2

前回、天窓によって積極的に風を取り入れる時の注意点をお話し
しました。
続いて天窓の屋根における位置によって働きが違うというお話し
をしましょう。

まず天窓から風を取り入れる場合、2通りの考え方があります。

   ひとつは圧力差を利用する考え方。
もうひとつは温度差を利用する考え方です。


【1】圧力差を利用して風を取り入れる場合

圧力差を利用する場合は屋根面が正圧か負圧かによって
天窓から風が入ってくるのか、出てゆくのかが決まります。


一般的な北面(風下)配置では屋根面は負圧になります
ので夏場では風は南の窓から入り、北の天窓からでてゆく
ことになります。(下図)

天窓(トップライト)の活用













ところが本来、夏場は1階の北側の窓から涼しい風を入れ
家の中を通って天窓から出てゆくようにするのが理想的
な風のとおりといえます。

そんな理想的な風のとおりを実現するには条件があります。

その条件とは・・・


屋根勾配が3寸5分以下であること。


勾配3寸5分とは10:3.5の比較的緩やかな勾配のこと。

天窓から風が入ってくる、出てゆくのかは、屋根の勾配に
よって影響を受けます。


勾配によって変わる天窓の効果














屋根面の風圧は勾配が3寸5分以下で負圧
それ以上で正圧となります。

そんなわけで・・・・
前回お話ししたように日射遮蔽さえきちんとできていれば
勾配の緩やかな南側の天窓は非常に有効に機能します。

南側(風上)の天窓
←緩勾配南面の
   天窓配置の実例









しかしながら、一般的に採風効果をねらった天窓を設置したい
ような密集地では、建築基準法の北側斜線というものがあり、
屋根勾配はかなり急勾配にせざるをえない場合が多く
、理屈
どおりにはなかなかいかないことも多いのが実情です。

また、冒頭に述べたとおり、この圧力差による考え方の他に
温度差を利用した考え方もあるので、それはまた次回!

次回に続く・・・

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