2005年05月27日

屋根造りPart

二重構造の屋根の内側部分の地タルキが組みあがり
次は最初の野地板(のじいた)を張っていきます。
 
野地板とは屋根の下地の板の事で最近では合板を張ることが多いですが、外断熱の地熱住宅の場合、特殊な下地板=サーモプライを張ります。
 
サーモプライは木質繊維を積層板にしたボードですが、室内側の表面がアルミで、屋外側の表面がポリエチレンでコーティングされています。
 
見るからに普通のボードとは違うんですが、その性能も特殊です。
 
どこが特殊かというと、厚さ4mmの薄さ(通常12mm)にもかかわらず強度が高く、規定の施工を行えば壁倍率2をとれ、しかも通常の合板より粘りがあるという点がひとつ。
 
二つ目にに防水処理が施されていて透湿抵抗(水蒸気を通さない性能)がとても高く、しかも温度や湿度によってほとんど伸び縮みがないこと。
実はこの点が最も重要な性能で、防水性能が高いから施工中雨に降られても安心できますし、施工後も湿気を室内に侵入させない性能が安定して得られるのです。
 
三つ目は木質繊維を使ったエコマーク認定商品で地球に優しい点です。
 
簡単に言うと
 薄いから軽くて、施工性が良くて、しかも強く粘って、防水・透湿抵抗性が良くて、環境にも優しい ・・・まさにエコロジカルな外断熱工法にピッタリな、最高の性能を持ったボードといえます。
 サーモプライ2
 
 
←一枚一枚屋根の形に合わせて加工したものを張ってゆきます。
 
 
 
 サーモプライ4
 
 
←全て張り終えました。
 
 
 
 
 
外断熱の施工時とても重要なのは建物の外と内を区画することです。
少し難しく言うと「気密をとる」ことです。(詳しくは壁の時に!)
サーモプライを張ることで気密をとり、外の湿気に影響されないようにする事ができるわけです。
 

サーモプライ3

 
←さらにサーモプライのつなぎ目に特殊な気密テープ貼り付けてゆきます。
 
 
 
 
 
この特殊な気密テープはとても耐久性に優れていて、この工法を開発した玉川住宅総合研究所が十数年以上経過した建物をチェックした際に、このテープの粘着力が全く衰えていない事が確認されています。
 
いくら気密性能のいい施工をしても、それがずっと持続してくれなければ意味がありませんからね。

サーモプライ1

 

←全部のつなぎ目に気密テープを張りが完了。
 
 
 
 
 
 
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この記事へのコメント
ありがとう ワタナベさん

本物の方がいい男って言ってくれるの
ワタナベさんだけです (嬉涙)

動くランキングの件 TBの件
西野さんが分かったみたいです
ありがとうございます
私は何のことか理解できませんが・・・(笑)

それにしてもこのブログ イイですね
完成したら我が社の施工マニュアルにしていいですか?
Posted by 同期の中鉢です at 2005年05月28日 15:24
中鉢さん、いや西野さん、早速直されたようで、なによりです。
これでランクが上がってゆくといいですね。

ところでこのブログ、施工マニュアルとしてじゃなくて、
一応お客様向けに書いてるんですがっ!(笑)
Posted by 同期のワタナベ at 2005年05月28日 20:59